14日目で、契約の内容をお伝えしました。
「オーナーチェンジの場合は、入居者の情報も重要です。家賃の滞納の有無や賃貸契約の内容も確認しましょう。」と書きました。
私が購入した1Rは、オーナーチェンジでした。購入してすぐに家賃収入があるのが安心できる点ではあります。
入居者はどんな人?
契約の前に、入居者の情報は入っていました。個人情報につながらない程度にまとめると、
- 32歳 女性 独身
- 職業 ダンサー (もともとは大手企業の事務職)
- 新築時に入居
- 過去に家賃の滞納歴あり
- 家賃の保証会社からは見放されている
でした。
新築時から入居しているので、周辺相場からすると少し高めの設定です。
だけど、やっぱり家賃の滞納歴があるのは、繰り返すリスクが高いですからね。
対応策を考える
「家賃の保証会社から見放されている」
過去の経緯は知っておきましょう
詳しく説明すると、新築入居時は大手企業勤務だったこともあり、保証会社の審査は合格。
数年後、退職してダンサーの道へ。
当然、収入は不安定になり、家賃の支払い遅延を繰り返すようになります。
そうこうしている時に、保証会社が倒産!
こういった履歴のある入居者を引き受けてくれる保証会社はなく、家賃の滞納が繰り返されてきたようです。
前のオーナーは、新築物件を購入して所得税の還付を狙うタイプのサラリーマン投資家でしたので、事業が多少マイナスになっても良かったのかもしれませんが、家賃の回収に苦労してきたようです。
言うまでもなく、家賃の滞納はキャッシュフローに直結します。購入の契約前に対応策を講じましょう。
作戦開始
この1Rの購入に際して、頼りになるのは不動産業者。
私はこの物件が初めての不動産投資案件だったので、知識が足りない私は彼と対応策を検討しました。
連帯保証人
入居者から親族を聞き出し、連帯保証人を立ててもらうようにしたのです。
有名旅館に勤務する母親が連帯保証人になってくれました。
母子家庭だったようです。ちゃんとしたところに勤務している親族がいて助かりました。
しばらくして、連帯保証人を立てたことが役立った事件が発生します。
今日のまとめ
オーナーチェンジは、入居者次第で天国と地獄。契約前に入居者の情報を聞き出して、問題がある場合は対応策をしっかり講じましょう。
[…] 15日目に書いたように、母親を連帯保証人にを立てましたから、初めの数か月は期日までに入金がありました。 […]