不動産投資(1R編)

22日目 夜逃げされる!!! その⑥ 夜逃げの代償を請求した内容証明郵便の中身

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21日目に内容証明郵便の主な作法や出し方を説明しました。

22日目の今日は、私が連帯保証人に出した内容証明郵便の内容をお伝えしようと思います。

内容証明郵便で、夜逃げの代償を請求する!

私が書いた内容証明郵便の内容は、次の通りです。

  1. 日付    言うまでもないですね。
  2. 非通知人  受取人の住所・氏名
  3. 通知人   私の住所・氏名
  4. 通知文   本文の始まりです
  5. 冠省    時節の挨拶は不要です。当然ですね。
  6. 事実の羅列 賃貸借契約、非通知人が連帯保証人であること、
          夜逃げされたこと、残置物・室内の破損や汚れ、
          退去には1ヶ月前の通知が必要であること。
  7. 費用の明細 原状回復費用と日割り家賃の明細を記載します。
  8. 金額支払  期日までに指定した銀行口座に金額を支払うこと。
          支払いがなかったら、「法的手段」をとりますよ!
  9. 草々    本文の終わり
  10. 記     「記」の下に、振込み先の銀行口座情報を記載します。
  11. 以上    右側に「以上」の二文字で終わり。  

ポイントは、どのように読まれても、誤解が生じないような文章にすることです。そのためには、

  • 文章の長さはできるだけ短く
  • 主語と述語は明確にする
  • 事実だけを書く、感情的にならない

が重要です。

これらを守れば、弁護士や司法書士などの法律家の手を借りなくても自分で内容証明を作れます。もしも頼んだら、数万円くらい費用が掛かるんじゃないかと思います。

当然、内容によっては法律家に頼んだ方が良いこともあると思います。今回は、請求することが明確でシンプルなので自作できました。なんでも自作はリスクが高いので、ケースバイケースで法律家の力も借りるようにしましょう。

今日のまとめ
内容証明は、請求内容がクリアで誰がどう見ても請求できる事柄であれば、十分自作可能です。このようなケース以外は、法律家に相談するという判断も必要ですね。


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