今回は、4品目にちょっとだけ紹介したランタンを取り上げます。
キャンプといえばランタン
最近はLEDランタンが手軽で明るいということもあって、使っている人が増えていますね。でも、キャンプといえばやはり炎の明かりですね。
はっきり言って、暗いです。しかし、ランタンのか弱い炎には静かな夜を和やかに照らし、心を癒す力があります。
人間が炎を手に入れた原始の時代から数十年前まで、炎は日常生活では当たり前に存在し揺らめく炎を見る機会が普通にありました。以前、私の実家は五右衛門風呂でした。薪でお湯を沸かす手伝いをしていたものです。
揺らめく炎を見ることがなくなった今日、日々の生活で失ったものや得ることができなくなったことが、炎をノスタルジックに感じる理由なのかもしれません。
便利な日常を離れ、フェザースティックだの、火打石だのって古の方法で炎を熾すキャンプが、そんな理由でもてはやされるのでしょう。
FEUERHAND Baby Special 276
現在ではPetromaxグループの一つとなっていますが、ドイツで1893年に創業した歴史あるランタンメーカーです。強風でも安定した明かり灯すことができるため、ハリケーンランタンと呼ばれています。
炎に熱せられた空気を横のパイプを通して循環させることも、長時間にわたって安定した炎を維持できることにつながっています。
私のランタンはメッキされただけですが、カラーバリエーションがあります。
なお、FEUERHAND(フェアーハンド)のランタンは、現在Baby Special 276のみの生産となっています。(HomePageによると一定数量以上の注文で特注には対応できるようです)
スペック
- 名称 FEUERHAND Baby Special 276
- サイズ 幅15cm 高さ26cm
- 重さ 520g(燃料含まず)
- タンク容量 340cc
- 燃料 パラフィンオイル または 灯油
灯油は煤がでるのでパラフィンオイルをお勧めします。
FEUERHANDの他には、Dietz(ディーツ アメリカ 1840年創業)も有名です。FEUERHANDよりも歴史が古いこともあるのでしょうか、お値段は高めです。
私は、2019年に東京代々木公園で開催された「アウトドアデイジャパン東京」で、アウトレットとして販売されていたFEUERHANDを運よく購入できました(残念ながら2020年は中止となっています)。
FIRE-MAPLE “Orange” オレンジガスランタン
中国製のガスランタンです。作りはしっかりしていて、品質も申し分ありません。右の写真のように点火用の隙間があります。点火後にガラスを回転させることで風防となります。
楕円形でコロッとしていてかわいいし、小型軽量かつハードケースも付属しています。
スペック
- 名称 Fire-Maple ”Orange” オレンジガスランタン
- サイズ 本体:直径50mm 高さ134mm
ケース:幅66m 奥行き60mm 高さ150mm - 重量 187g(ケース含む)
- ガス缶 OD缶
購入検討したガスランタンたち
Fire-Maple オレンジ ガスランタン
Coleman(コールマン)ルミエールランタン
snow peak(スノーピーク) リトルランプ ノクターン
CAMPING MOON(キャンピングムーン) ポータブル ガスランタン