1Rマンションを売却して手に入れた現金で、次に何に投資するか。。。1Rマンションの引き渡しまでの期間、いろいろ考えました。
分散投資が重要、とは理解していますが、実際にはどうすれば良いのか、何に投資すればよいのか、明確にはわかっていませんでした。
首都圏での不動産投資は、不動産価格の上昇でインカムゲインとしての収益性は下がっています。かといって、売却時のキャピタルゲイン狙いの不動産購入は、今後の不動産市況の不透明感も高いように感じています。
で、何に投資するか考えた挙句。。。 REITのETFにしました。
まずは、REITです。
REIT(リート)という言葉や内容の基本的なイメージ(あくまでもイメージです)は知っていましたが、仕組みや特注ははっきり言ってよく知らないという状況です。
コロナ禍の影響で、REITが大幅に下落しているということは把握していました。
株と同じ値動きをするなら”分散”投資にならないなぁ、とは感じたんですが、価格上昇をすでに始めていた株に対して、2020年12月でもまだまだ戻りが弱いREITの動きをみて、REITへの投資を検討始めました。
REITってなんだろう。。
単語は知っていましたよ。ただ、単純に名詞としてだけです。
詳細には知識がありませんでした。(まぁ、今もですが)
- すでに所有している建物を証券化して投資家に販売
- もしくは我々投資家から資金を集めて、新しい事業用不動産を所有
- とにかく、複数の不動産をまとめて証券化
- 東京証券取引所に上場されて、株と同じように値動きがある
- 上場している株式会社の株を扱うような感覚で売買可能
- つまり流動性が高い
- 事業用不動産の賃貸収入を投資家に分配・配当
という感じですね。
投資用の複数の不動産を区分所有しているイメージですかねぇ。。お金的には。
実際の投資用不動産の所有と違うと感じることは、
- 管理の手間が不要
- 個人では所有できそうにもない大きな不動産を区分所有できる
- 配当は源泉徴収されるので、手間いらず
- 売買が簡単
ですね。特に4.売買が簡単であることはとってもメリットがあります。逆に言うと、区分所有している感覚が希薄になるというデメリットもあります。
REITはあくまでも不動産投資なんです。それが株式投資のような感覚になりがちです。時々刻々と値動きがありますから、そのような感覚になるのは仕方がないですが。
ETF
REITは、それぞれの投資法人が証券化しているので、それぞれ特徴があります。例えば、最近調子がいい物流施設だけ集めたREITや、厳しい状況になっているホテルのREITなどです。
特定の用途の不動産に投資するのは分散になりません。そこで、たくさんのREITに分散投資する上場投資信託(ETF)の存在を知り、それに投資することにしました。
株式市場に”上場”していますから、株と同じように売買できます。また、構成している(購入している)REITは、J-REIT指数というINDEXに連動するように構成されています。
商業施設、オフィスビル、賃貸住宅、物流倉庫、ホテル、様々です。今は物流倉庫が良くて、ホテルが厳しいですけど、将来は逆転するかもしれません。構成しているREITが分散されているので、一部がダメでも、他でカバーできるというものです。
ETFは、米国株S&P500の高い利回りが有名ですね。S&P500に選出される500社は、米国を代表する優良企業です。業績が危うくなったら、他の活きの良い会社と入れ替えになります。
個別に株式を売買するよりも、ETFを購入して長期保有した方が利回りは良い、という結果も出ているようです。
サラリーマンの私が片手間で株式投資するにはもってこいの仕組みですね。
まとめ
2020年の年末にETFを買いました。年明けから徐々に上昇しています。
実際の不動産投資よりも利回りの安定性は低いですが、高い流動性と投資先の多様化というメリットがあります。
コロナ用のワクチンが国民に行き渡って、様々な業種の実体経済がコロナ前にいち早く戻ることができれば、REITもコロナ前以上に上昇するのではないかと期待しています!